バナジウムは微量金属元素であり、人間の身体にもごく僅か存在します。1830年スウェーデンの科学者によって発見され、とても美しく様々な色に着色することから、スカンジナビア神話の女神バナジスにちなんで名付けられました。
元素は自然界において100個程存在し、バナジウムの元素記号は23番となっています。バナジウムは人間の体において、じん臓や肝臓、せき髄、骨、こう丸、肺に集積されていますが、その生理作用は解明されていません。
最近では生物にとって何か大切な効果をもたらすのではないかと言われており、数多くの研究が行なわれています。バナジウムがヨウ素と同じように甲状腺障害への改善に効果をもたらすのではないかという研究がなされていたり、糖尿病に効果をもたらすインスリンのように血糖降下作用があることが報告されています。
血中コレステロールが溜まることを防ぐ効果が期待できると言われていますので、動脈硬化を心配している方は積極的に摂取すると良いかもしれません。
ですので、バナジウムはメタボ対策にも一役かってくれそうですが、いずれにしても素人判断は危険ですから、必ず医師に相談した上で行なうようにされて下さい。
また、バナジウムはマグネシウムやカルシウムと同じミネラル成分でもあります。ミネラルは人間の身体には必要不可欠な栄養素で、不足すると身体に不調をきたすものを必須ミネラルと呼び、必須ミネラルは必要量に応じて主要ミネラルと微量ミネラルとに分けられています。
バナジウムは微量ミネラルであり体の中の脂肪の燃焼に関わっていて、パセリや香草、いわしやエビ、カニに多く含まれています。
しかし食品だけでは十分な量を摂取できるわけではありません。動物にバナジウムを全く与えない実験を行なったところ、成長不良はもとより、生殖機能低下や脱毛の症状が現れました。
しかしバナジウム自体は猛毒ですから、過剰に摂取するのは危険です。脱水症状や体重の減少、下痢、呼吸困難、心不全の障害をおこしますので、適量を心がけましょう。
また口に入れるよりも、吸気として吸い込む方が危険とされており、気管支炎や喘息を引き起こす恐れがあります。そんなバナジウムは玄武岩(マグマが固まって出来る火山岩)に含まれていて銀白色をしています。
鉄や銅のような金属の一種になり、身近な金属製品としても使用されています。また石油や石炭にも多く含まれていますので、それらが燃焼することによって毎年10万トンほどが大気中に放出されていると言われています。
しかしミネラルウォーターに含まれる程度では安全です。体の中の老廃物や毒素を出してくれる働きがあり、糖尿病対策以外にも身体の内側からスッキリときれいになることが期待できますから、医師と相談しながら摂取していくと良いかと思います。
レビュー平均:0.0
レビュー平均:5.0
レビュー平均:4.17
レビュー平均:4.0
